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松下電工/物流CO2削減で「地球温暖化防止活動環境大臣賞」受賞

2005年12月04日/未分類

松下電工(株)の連結子会社である香川松下電工(株)は、環境に配慮した物流の推進により、地球温暖化防止(CO2排出量の削減)に寄与した企業として、2005年12月15日に環境省から「地球温暖化防止活動環境大臣賞」が授与される。

香川松下電工(綾歌郡綾南町)から松下電工の東京物流センター(埼玉県草加市)への商品輸送を、鉄道輸送へ切り替えて、「モーダルシフト」を推進したもので、日本通運(株)四国支店との共同企画による「モーダルシフト」は、一般的なJR貨物の12フィートのコンテナと比べて31フィートと長く、松下電工が製造する長尺部材の積載が可能となった。

このコンテナは、両翼が開く集荷用大型トラックの荷台と同じタイプであるため、両側からの積み込みができて、現場での作業効率も向上した。

「モーダルシフト」を推進することで、約87%のCO2排出量を削減することが可能になった。綾歌郡綾南町から埼玉県草加市まで13tトラックで輸送すると、全走行距離が約880kmで、CO2の排出量が4,004kg(13t×880km×0.35kgCO2/トンキロ)。

モーダルシフトで、トラックの集荷距離約20kmと配達距離約50kmで318.5kg(13t×70km×0.35kgCO2/トンキロ)、鉄道輸送距離792km(13t×792km×0.02kgCO2/トンキロ)と合わせると524.42kgと運行あたりのCO2削減量は3479.58kg(4,004kg-524.42kg)で、約87%の削減となる。

問合せ先
香川松下電工(株)
生産管理部
TEL087-876-3311

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