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松下電工/物流部門にバイオディーゼル燃料使用のトラックを導入

2007年09月11日/SCM・経営

松下電工(株)の連結会社、松下電工ロジスティクス(株)は9月20日から、松下電工の商品を配送する物流部門に、バイオディーゼル燃料を使用する専用トラック(4トントラック1台で月200リットルを使用)を導入開始する。

松下電工の門真構内の2か所の社員食堂から出る、使用済み食用油から精製できるバイオディーゼル燃料は年間約7300リットルで、国内外の連結会社も含めた松下電工グループの年間の軽油の使用量の約0.03%に相当するという。

バイオディーゼル燃料を使用するトラックの導入は試験的な運用だが、運送コストや効率性などのメリットなどを考慮した上で、今後は全国各地にある工場の社員食堂で使用した食用油の再利用の展開も検討していく。

松下電工の門真構内にある社員食堂から、使用済み食用油を有価物として精油会社である(株)レボインターナショナルに引き渡すと回収証明書が発行され、それに対するバイオディーゼル燃料の供給を受けるしくみ。

使用済み食用油は、レボインターナショナルでバイオディーゼル燃料に精製。基本取引契約はレボインターナショナルと松下電工ロジの近畿物流センター(大阪府四條畷市)の輸送委託業者である日本通運(株)大阪東支店との間で締結する。

レボインターナショナルで精製されたバイオディーゼル燃料は、日本通運に移送、保管され、運ばれたバイオディーゼル燃料は、松下電工ロジが運用する日本通運のトラックに給油。松下電工ロジの近畿物流センターでの商品輸送に運用される。

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