(株)ダイフクは、インドにおける自動車産業の急速な発展に対応するため、自動車生産システムの販売や工事、アフターサービスを行う現地法人「Daifuku India Private Limited」（以下：DIPL）を10月にデリー近郊で設立。2005年12月より営業を開始した。
ダイフクの自動車生産向けシステム事業は、ユーザーに密着、ニーズを先取りする世界戦略を推進している。特に成長著しいBRICs市場攻略のため、中国に3つの現法を展開、現地生産を12月から開始するほか、インドにもDIPLを設立したもの。
DIPLは、資本金20,000,000ルピー（約5,000万円）。ダイフクが99％、ダイフク100％子会社の株式会社エイ・ピー・エスが1％を出資する。デリーに本店を置き、常駐日本人1名（社長）、現地スタッフ5名の6名体制でスタート。
営業・工事・サービスのほか、現地協力企業への周辺設備の製造委託なども行う。売上計画は、来年度（2006年12月期）売上5.0億円を、さらに、2010年度は15.0億円以上を掲げている。将来は、ユーザーの進出状況に合わせ、南部地区にも支店を開設する予定。
