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太陽電線/日本と中国の生産・販売管理のERP導入

2005年12月14日/未分類

NECは、電線・ケーブル製造業の中堅企業である太陽電線(株)から、Web対応の中堅製造業向け基幹業務(ERP)ソフト「EXPLANNER/J」を活用し、日本と中国における生産管理システムや販売管理システムなどの基幹業務システムを受注した。

太陽電線は、1995年から生産・販売拠点の中国シフトを進め、現在では中国に6拠点を有し、グループの生産・販売体制の見直しや情報システムの一元化に取り組んでいる。

基幹業務システム構築はこうした取り組みの一環であり、日本と中国で密接に連携した生産・販売業務の実現を目的としたもの。

太陽電線の基幹業務システムは、2006年3月から大阪本社を中心に、東京支店、中国の蘇州工場(江蘇省蘇州市)・東莞工場(広東省東莞市)および日本の豊岡工場(兵庫県豊岡市)・島根工場(島根県江津市)などにおいて順次稼動を開始する。

新システムの主な特長
1.各工場の生産進捗や在庫状況などを一元的かつリアルタイムに確認可能
中国および日本の各工場の生産進捗や在庫状況などの情報を一元的かつリアルタイムに確認することができる。これにより、確実な納期対応や顧客への迅速な納期回答、在庫削減などが可能であり、お客様満足度の向上や大幅な業務改善を実現することができる。

2.システム運用コストの削減が可能
新システムは、国内1箇所にサーバを設置し、国内外の各拠点はパソコンに搭載されたWebブラウザのみで利用することができる。これにより、パソコンへのソフトのインストールやバージョンアップが不要であり、システム運用コストを削減することができる。また、海外を含む拠点の拡大・変更にも迅速かつ柔軟に対応することができる。

3.販売管理システムと連携可能な貿易管理業務システムを導入
(株)バイナル(本社:名古屋市東区、代表取締役社長:岡本治彦)の輸出入貿易管理業務ソフト「TOSS」を活用し、販売管理システムと連携可能な貿易管理業務システムを新たに導入する。販売管理システムで管理する製品出荷データを貿易管理業務システムに入力することで、通関・税務関連書類などを自動的に作成することが可能であり、輸出業務の効率化を実現することができる。

問い合わせ
NEC
第二国内SI推進本部
電話03-3798-6844
explanner-j@dsi.jp.nec.com

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