日本電気は5月20日、製造業・卸売業などの物流業務を効率化するパッケージソフト「EXPLANNER/Lg」（2006年11月発売）の機能を強化した強化版の販売を開始したと発表した。
EXPLANNER/Lgは、業界に先駆けた完全Web対応の倉庫管理パッケージシステム。今回の強化版は物流現場の可視化を推進し、経営に直結した物流KPIマネジメントを実現することを目的に機能を強化したもの。
導入により、散在している物流現場の情報をあらかじめ設定した重点経営管理指標に基づいて一元管理することができる。日本電気は物流サービス業のほか、自社物流センターを保有、または外部委託する物流業務を自社で管理する製造業・プロセス業・流通業向けにも広く売り込みたい考え。
強化版の価格は5拠点に展開した場合、最小構成（端末台数10台分ライセンス含む）で1400万円。今後3年間で50社への導入を目指す。
EXPLANNER/Lg強化版は、「物流コスト削減」「物流品質向上」など、あらかじめ設定した重要経営管理指標に基づき、物流現場で日々蓄積されるオペレーション実績データ（保管スペースの使用率、作業生産性、出荷頻度、オペレーションコスト、納期遵守率、欠品率、在庫回転率など）を適切な形式で出力できるようにした。
分納時の新規予定の自動作成、未受付オーダーの入荷検品対応、各種ラベル発行機能（入荷時の格納ラベル、出荷検品時の梱包ラベル）などの機能が追加されている。
システムに関連する詳細情報は下記URLを参照。
http://www.nec.co.jp/explanner/explanner-lg/
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