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花王/カネボウ化粧品子会社化

2005年12月18日/未分類

花王(株)は、(株)産業再生機構が保有している(株)カネボウ化粧品とカネボウ(株)の株式の売却入札につき、アドバンテッジパートナーズ有限責任事業組合(代表パートナー・リチャード・エル・フォルソム)、(株)MKSパートナーズ、ユニゾン・キャピタル(株)とこれらの者が運営に携わる関連ファンド(以下:3ファンドと総称)と共同で応札した。

花王がカネボウ化粧品の株式を、3ファンドが出資するトリニティ・インベストメント(株)(以下、「トリニティ)がカネボウの株式をそれぞれ取得することで機構と合意に達し、株式売買契約に調印した。

この株式取得により、カネボウ化粧品は花王の子会社となる。また、花王はこの株式取得に関連して、カネボウ化粧品とカネボウの関係を調整するために、3ファンドと一定の合意をした。

花王は、カネボウ化粧品の株式を取得することにより、花王の化粧品事業と連携して世界でも有数の化粧品事業体となることを目指している。

そのために、既に市場で高い評価を得ているカネボウ化粧品と花王ソフィーナ双方のブランドカや販売力を有効に活かしつつ、多岐にわたる有機的な連携を図る。双方の強みを併せもつ事業体となることで、より優れた化粧品を積極的に開発し、日本の、そして世界の消費者の皆さまから、より高く支持され、信頼されることを目指す。

花王が機構から取得するカネボウ化粧品の株式は、普通株式86百万株(発行済議決権株式の86%)、A種類株式15百万株(発行済無議決権株式の100%)。

株式取得の対価:263,401百万円で、クロージング予定日:2006年1月31日。

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