ウォルマートは、2006年中に、米国内370店、国際市場230店の計600店の新店舗を開業させる計画だ。2005年12月中には、新店舗545店、従業員5万人の規模増大を果たしており、来年以降も成長を継続するとしている。
12月に増えた新店舗の内訳は、先ごろ出資比率を54%にまで上げて子会社化を決めた西友からの405店、ブラジルのSonae Storeからの140店が含まれる。
ウォルマートは、今年9月、ガテマラ、ホンジュラス、エルサルバドルなどで363店を展開するセントラル・アメリカン・ホールディングの株式の3分の1を取得しており、中米最大の小売業者としての地位を固めている。来年には、カナダでの事業拡大も実施する計画だ。
同社は現在、世界各国で計5400店以上を運営しており、小売業界で世界トップの規模となっている。(翻訳)