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TIS/「サプライチェーンプロセス・アウトソーシング」提供開始

2006年01月18日/未分類

TIS(株)は、製造業向けの企業間リアルタイムEDIシステムの構築サービス「サプライチェーンプロセス・アウトソーシング(SPO)」を2月1日から本格的に提供を開始する。

「サプライチェーンプロセス・アウトソーシング」は、TISが企業間EDIに関してユーザ企業がかかえる課題を“ワンストップ”で提供するプロフェッショナルサービスで、「ASPサービス」、「技術情報データベース作成支援サービス」、「技術情報調査・報告業務代行サービス」が含まれ、今回「ASPサービス」から提供を開始し、今後順次サービスを拡大する。

2006年7月から欧州でRoHS(有害物質使用制限)指令が施行される予定で、有害化学物質を使用しないことや削減するいわゆる「グリーン調達」が義務付けられ、部品の一つひとつで6物質の有害物質が含有されていないことの証明が必要となり、その情報は製品ライフサイクルに亘り保持しなければならないとされている。

部品サプライヤ側は、例えば半導体チップ1個でみると1万以上の環境負荷物質が含まれており、調達元からすべての情報が集まる仕組みが求められ、製造業企業にはさらなる製造責任が問われることになる。

「グリーン調達」には、新たなるEDIの仕組み、特にSCMの全てのステージに向けてグリーン情報の取得が必須になると言われ、新たなるEDIの構築にTISが取り組むことになったもので、従来からのEDIのプロトコル、海外標準の「ロゼッタネット(RosettaNet)」、国内標準の「イカルガ(ECALGA)」それぞれを取り込み、データ種、プロトコルを問わない仕組みとBtoBエンジン、WebインターフェースをASPの形で提供する。

「サプライチェーンプロセス・アウトソーシング」サービスの特徴/概要
サービスメニュー
本サービスが経営に与えるインパクト
1)ASPサービス
企業間の技術情報や商取引情報をロゼッタネット
標準、ECALGA標準やその他のEDI方式で
伝送するための情報交換サービス
2)技術情報データベース作成支援サービス(予定)
企業の技術(部品、環境)情報をDB化する際の
業務を支援
3)技術情報調査・報告業務代行サービス(予定)
・サプライヤ企業向け:技術情報のバイヤ企業への
報告のための社内業務プロセスを代行
・バイヤ企業向け:依頼先への技術情報報告
依頼やシステム接続作業、問い合わせなどの対応
業務を代行
・環境マネジメントへの対策CSR・規制順守(含有化学物質分析情報&不使用証明書)・コスト構造の改善情報一元管理、人的作業の省力化・資産使用率の改善保証済みの部品等調達

当初は、電気電子、自動車、石油化学等大企業向けから提供を開始し、2006年内には非生産財(消耗品メーカー向け)まで産業分野を拡大していく計画。

「サプライチェーンプロセス・アウトソーシング」提供で2006年末までで100サイトへの導入を目指す。

問い合わせ
TIS株式会社
企画部広報
TEL03-5402-2001
info@tis.co.jp

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