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阪急百貨店、大日本印刷/ICタグを使ったPOPシステム開発

2006年01月22日/IT・機器

(株)阪急百貨店と大日本印刷(株)は、顧客と販売員の更なるコミュニケーション促進と、顧客サービス向上を目的に、ICタグを使ったPOP(店頭広告)システムを共同開発した。

1月18日より、阪急百貨店大阪・うめだ本店の6階紳士鞄売場で、同システムの実運用を開始した。

同システムは、ICタグ(プラスチックカードタイプ、周波数帯13.56MHz)、商品情報入力用PC、商品情報入力用ICタグリーダライタ、棚に設置するガラスアンテナとICタグリーダライタ、タッチパネル型ディスプレイで構成されています。

商品陳列棚にICタグリーダライタと液晶ディスプレイを組み込み、商品を手に取ると、ICタグリーダライタが検知し、ディスプレイに商品説明を表示する。

管理画面の商品説明用テンプレートに説明文や商品画像を登録するだけで、誰でも簡単にコンテンツを作成でき、販売員のこだわりのPOPが作成できる。

顧客が手に取った商品とその日時を、自動的に記録。顧客の興味の対象を調査でき、来店客のニーズを掴むとともに、購買心理パターンAIDMA(アテンション、インタレスト、デザイア、メモリ、アクション)を喚起し、商品の販売促進にも活用できる。

今後両社は、より効果的な表示方法や表示内容を検討し、より顧客満足度が高く効率的な店舗運営を目指す。大日本印刷は、今回の共同開発で得た運用ノウハウをもとに、同システムを小売業界に向けて販売していく。(販売開始時期は、ことし4月)

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