自動認証技術などの普及を推進する国際組織「国際自動認識工業会(AIMグローバル)」は2月22日から3日間の日程で、RFIDに関するイベント「RFIDインタラクティブ」を米カリフォルニア州ニューポートビーチで開く。
イベントにはRFID技術に関するユーザーやコンピューター企業が参加。現状、課題、展望などについて情報交換する。
ヒューレット・パッカードの担当者は、製品・部品補充、物流、返品やサプライチェーンの現場でのRFIDの使用状況や展望について述べる。
ボーイング社の担当者は、航空関連産業でのRFIDの急速な普及状況について説明する予定。
ミシュランの担当者は、国際規格である「Gen2/ISO18000-6c」がRFID普及の経済的な障壁をいかに減らしたかについて解説する。
また、NYKロジスティクスの担当者は、無線方式のリアルタイム位置データシステムやヤード・マネジメント・ソフトの導入の見通しを述べるとともに、RFID関連技術が、現在までにどれだけ同社にとっての時間や費用の節約に寄与しているかについて説明する。
このほか、RFIDのエンドユーザーのケーススタディの紹介イベントや、カリフォルニア州ロングビーチでのRFIDや無線認証技術の利用状況を見学するツアーもある。(翻訳)
詳しくは下記アドレスを参照。
http://rfid.aimglobal.org