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AIMグローバル/ICタグ教育セッション開催

2007年01月04日/IT・機器

AIMグローバル(国際自動認識工業会)は、RFID(ICタグ)についてのメディア向け教育セッションを米ペンシルバニア州で開催。専門家がICタグ技術についての現状を説明した。

Impinji社のビル・コレラン(Bill Colleran)社長兼CEOは、総合小売業、医薬品製造、アパレル、図書館用設備機器、航空手荷物ハンドリングなどのマーケット分野でICタグのビジネスチャンスが存在することを強調。物品単位でのタグ付けが予想以上に浸透しているため、新タグ様式である「Gen 2」プロトコルは、多くの成長市場で利用されることになると述べた。

Saviテクノロジーのフレイザー・ジェニングス規格・規制担当副社長は、機能が違うパッシブ型、アクティブ型の二つのICタグは、相互補完的な役割を持つことを指摘した上で、「アクティブ型はメモリ容量が大きく多機能なため、大型や高額の貨物、貨物コンテナ、輸送車両などのトラッキングに適する」と述べた。また、ICタグに関する国際基準づくりを急ぐとともに、バーコード、センサー、GPSといったデータ収集システムからのリアルタイムな情報を確実に得るため、ネットワークソフトを開発する必要性を強調した。

さらに、AIMのダン・ミューラン社長は、「自動認証についてのバイアスのかかっていない知識を供給することが、当社の役割。関係ジャーナリストに対し、こうしたセッションの場を提供することには意義がある」と総括した。(翻訳)

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