AIMグローバル（国際自動認識工業会）は、商品などの品目ごとに貼付するICタグについての見解書を発表した。
見解書によると、AIMは、サプライチェーンの効率性、安全な食品流通、医薬認証、正確な製品リコールなどを実現することで、品目レベルでのタグ貼付が有用になると強調。
また、超短波（HF）、極超短波（UHF）のどちらのICタグも、品目レベルのタグ貼付の現場で効率的に活用できるとした。HF方式、UHF方式ともに、貼付対象品目のサイズやタイプによってそれぞれ長所、短所が現れるとした上で、市場がそうした各種技術のうち最善のものを選択していくことになるとの見方を示した。
さらに、AIMはICタグ普及に向けて、規制面での障壁を取り除くことに対して資金面などで協力するとしたほか、ICタグ技術の選択方法などに関する教育的サポートを拡大するとの立場を示した。
AIMグローバルは、ISOおよびEPCグローバルの規格に沿ったICタグ技術の標準化や開発に取り組んでいる組織。（翻訳）
発表された見解書の詳細については以下のURLを参照（英語）。
https://www.aimglobal.org/estore/ProductDetails.aspx?productID=306.
