LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

サカタのタネ/新物流センター、システム統合化で一元管理体制確立へ

2006年01月26日/物流施設

(株)サカタのタネは、平成18年5月期中間決算短信(連結)の今後の対処すべき課題として、矢板に新物流センターを建設して、出荷業務および精選・種子処理加工業務を統合し稼動に向けた体制を整備するとしている。

また、システムの全社統合への取組をまず経理・総務から開始いたしました。さらにM&Aの推進をはじめグローバルな事業戦略を展開して、事業運営の基盤の強化、可視性の高い経営の確立を一層目指す。

国内・海外をあわせた研究開発・生産・営業・物流の一元管理体制の確立を展望して、経営体質の強化を図るとしている。

経営成績では、特別損益として矢板の新物流センター建設に伴うYCC物流センターの移転やガーデンセンター湘南の閉鎖による減損損失等を計上した。

新物流センターの社屋建設は、2006年1月末の竣工予定で、それにともなう新受発注システム導入・新機械設置等を含めて総額33億円のうち当中間期は6億44百万円の投資を実施した。

本稼動は6月を予定しており、全社の統合システム構築を3段階に分けて推進して、まず、会計・人事システムから開始した。

親会社では、新企業価値の創造に向けて、不採算事業の見直し、営業組織改編、小売事業の構築、物流一元化、全社システムの統合など既存企業価値の見直しを推進している。

通期の見通しでも、新物流センター、システム統合化、組織の改編など新しい企業価値への取組も推進するとしている。

関連記事

物流施設に関する最新ニュース

最新ニュース