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兼松エレクトロニクス/製造業向け、グローバルEDI・SCソリューション展開

2006年01月30日/未分類

兼松エレクトロニクス(株)(以下:KEL)はECnet社(シンガポール)、およびSEEBURGER社(ドイツ)とパートナー契約を締結し、アジア地区および欧米地区全域にシステムサポート拠点を設け、SCMソリューションを世界規模で提供する体制を整え、製造業向けグローバルEDI/SCMソリューションの提供を本格展開開始する。

KELは、日本国内における自動車、電子機器メーカーへのB2Bソリューション提供で実績を築いてきた。特に海外完成品メーカーへ部品を供給する国内サプライヤーに対するサポートに定評があり、自動車部品メーカー、電子部品メーカーを中心に数十社へ、システムの構築から運用サポートを提供している。

今回のKELとECnet、SEEBURGERとのパートナー契約により、KELを窓口として邦人企業の国内におけるB2Bソリューション、及びアジア、欧米地区におけるソリューション提供をワンストップで提供する体制を整えたことになる。

グローバルなサプライチェーンを築くには、各地域の事情に精通したソリューション・プロバイダーの存在が欠かせない。KEL、ECnet、SEEBURGER3社の提携は、お客様に具体的な提案、実情に即したシステム構築を提供する。

グローバルSCMおよびその接着剤であるEDI標準は、欧州のODETTE、米国のX12,EDIFACTAIAG仕様、RosettaNet世界統一仕様など、日本のEDI/SCM系SIer(SI業者)やツールでは、対応しきれていないのが実情で、KELは、両社との協業で、これに100%対応することになる。

ECnetはサプライチェーン・ソリューション・プロバイダーとして1995年にシンガポールに設立され、特に製造業、ロジスティックス業界に強く、アジア地区において既に300社を超える顧客にサプライチェーン・マネジメント・ソリューションを提供している。

これまでe-commerceやWeb開発、Webマーケティングなど、インターネット基盤の技術で、指導的な役割を果たしてきた。同社の得意とするのは、カスタマイズです。開発したパッケージ製品に手を加えずに、そのまま導入するのではなく、カスタマーの要求に耳を傾けることで、ベストソリューションを追求してきた。

今や、その拠点は、中国、マレーシア、タイにまで広がりを見せ、同社のソリューションとサービスは、アジア地区における9つの国と地域にまたがり、アジア地区へ進出する日本のメーカーに対しても、多数の実績を残している。

SEEBURGERは1986年にドイツで創業され、企業間取引の自動化の分野で、リーディングカンパニーとしてその地位を築いている。

B2B/EDIソリューション・プロバイダーとしてSAPを中心とする基幹システムのユーザー35カ国6500社を顧客に持ち、15の業種にまたがってビジネスとビジネスをつなぐB2B Gatewayを提供している。

北米、ヨーロッパ、東アジアに多数の拠点を持ち、とくに、欧米系および韓国系自動車メーカーおよびそのサプライヤー向けB2Bインテグレーションでは世界No.1のシェアを誇っている。

現在、3社協業で、タイ進出の大手邦人自動車部品サプライヤーから、邦人サプライヤーからとしては、はじめてSeeburger社のEDI/SCMソリューションを受注、インプリメンテーション作業に着手している。

今後の展開について、KELは、今回の両社との協業契約により得たグローバルなサポート拠点を活用し、邦人企業へのソリューション提供を強化し、邦人企業のグローバルEDI/SCMネットワークの構築ビジネスを積極的にすすめる。

また、KELの顧客ベースである、自動車・エレクトロニクスなど製造業のグルーバル化に伴う、グローバルEDI/SCMの展開への対応とKELの得意とするサーバー、ストレージなどのインフラを含む商圏の拡張を戦略として掲げ、本提携によりビジネスの更なる拡大を目指す。

問い合わせ
兼松エレクトロニクス(株)
担当:大城
TEL03-5250-6930
FAX03-5250-6039
ohshiro@kel.co.jp
http://www.kel.co.jp

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