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国土交通省/シャーシに係る物流効率化等検討会の中間報告

2006年02月06日/未分類

国土交通省は、「シャーシに係る物流効率化等検討会」を設置し、検討を進めてきた中間報告をまとめた。

フェリー、RoRo船に専用的に使用されるシャーシの保有コストの軽減、また、東アジア等の国際航路におけるシャーシの相手国と自国への相互乗入れといった課題について、省内関係部局において運航実態や問題点を把握したうえで、適切な対応方策を早期にとりまとめ、これにより、モーダルシフトの推進、効率的な物流システムの構築等を図るため検討していたもの。

シャーシに係る物流効率化等に関する検討会・中間報告のポイント
・「東アジア・シームレス物流圏」の確立に向けて、シャーシ等の相互乗入れについて、「日中韓物流大臣会合」準備会合や「日中物流協議」の場において、双方の関連する法制度の紹介等からスタートし、情報・意見の交換を行うこととする。また、平成18年初めに日中韓で共同刊行する「物流・流通報告書」において、今後の検討課題として記述する。

・シャーシの平均走行距離の長さ等から、自動車検査証の有効期間の延長は困難である。
定期点検整備については、車種全般にわたり、点検整備項目の削除、追加等について検討を行っているところであり、シャーシについても劣化・磨耗に関するデータ等を踏まえた検討を行う必要がある。

・港頭地区の公共バース背後地をシャーシ等の保管場所として利用することができるよう、港湾管理者側において、行政財産の使用許可の運用のあり方について検討を行う必要がある。また、埠頭運営事業者への行政財産の貸付け制度が今後導入されることに伴い、その活用についても検討する。

・RORO船やフェリーの運航の拡大に併せて、バースの増設やシャーシプールの整備など、環境整備を進めるとともに、「国際物流戦略チーム」の場などを活用し、ボトルネックの解消のための施策を実施する。

シャーシに係る物流効率化等に関する検討会・中間報告の詳細は下記のアドレスを参照。
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha06/15/150203/01.pdf

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