佐川急便（株）は、4月より施行される「改正省エネ法」への対応策の一環として、エコ安全ドライブ（省エネ運転）の現場教育体制を構築するための社員向け研修を実施する。
同社は「改正省エネ法」における特定輸送事業者（保有トラック200台以上）に該当することから、年度ごとに省エネルギー計画の策定や、エネルギー使用量の報告が今後義務付けられる。
研修では、日常的にドライバー教育に携わる「安全推進責任者」、安全運転や安全マナーの確認、単独乗務検定などを行う「安全運転検定員」、さらに新入社員に対してマンツーマンで運転面や営業面をフォローする「ＳＤ（セールスドライバー）指導員」を対象に、省エネ走行のメカニズム習得や実際にトラックを運転することによる省エネ運転指導を行う。
研修実施概要
場所：中部トラック総合研修センター（愛知県西加茂郡三好町）
日時：1回目2006年2月1、2日
2回目2006年3月1、2日
人数：各30名（合計60名）
主な研修内容
通常走行による運転診断
トラックの車両特性
省エネ走行のメカニズム
運転診断に基づく省エネ運転指導
省エネ運転習熟指導ほか
