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商船三井/宇徳運輸を公開買付け

2006年02月06日/未分類

(株)商船三井は、宇徳運輸(株)の株式を公開買付けにより取得する。商船三井および商船三井連結子会社の宇徳運輸株式に対する買付後所有比率は約51%となり、宇徳運輸は連結子会社となる予定。

商船三井は、中核事業である外航海運を基軸に、強固な企業グループの実現とグループ経営の促進を図るため、宇徳運輸とその連結子会社の所有を合わせ、対象者株式に対する議決権所有割合の過半数の取得を目指して、本公開買付けを実施する。

宇徳運輸は、「港湾運送」、「物流」、「プラント・機工」の3事業を核とし、商船三井とは、特に港湾運送事業の分野で、緊密な関係にある。

商船三井は、昨年2月に宇徳運輸の発行済株式総数の約10%を追加取得し、サービスを充実したものとすると共に、その筆頭株主として、役職員の派遣等を通じ対象者の経営・運営に関与してきた。

今回、連結子会社の所有を含め、宇徳運輸株式に対する議決権所有割合の過半数を取得することにより連結子会社化することで、宇徳運輸との更なる強固な提携関係を構築し、その各事業分野におけるノウハウ、人的資源、ネットワークをより一層活用することで、宇徳運輸のみならず商船三井の企業価値向上に資するものと判断したもの。

港湾運送事業は、国土交通省の推進する「スーパー中枢港湾政策」等、日本港湾を取巻く環境変化が予想され、一方では、京浜地区での取扱量の安定的な伸張が期待されている状況を踏まえ、宇徳運輸との連携を強め「戦略的パートナー」として、サービスの高質化に資すると共に種々の変化に機動的、且つ柔軟な対応を図る。

物流事業は、連携を一層強化し、宇徳運輸のサービス網をグループのネットワークと統合させることにより、グループ全体での物流事業投資の効率性を高めると同時に、物流ソリューション能力の更なる向上を図る。

プラント・機工事業は、各種プラント・重量物の輸送から組立・据付等の工事まで、一貫システムでのサービスに強みを持つ宇徳運輸の技術・ノウハウを、海上輸送技術と更なる融合を図ることで、グループ全体として、より幅広い顧客ニーズに応えられる、総合プラント輸送サービスを提供していく。

なお宇徳運輸は2月3日開催の取締役会において、商船三井による株式の公開買付けについて賛同の意を表明することを決議をしている。

公開買付期間:平成18年2月6日(月曜日)~平成18年2月27日(月曜日)の22日間
買付価格:1株につき461円
買付予定株式総数:5,390,000株
買付予定株式数:5,390,000株
超過予定株式数:0株

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