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川崎近海汽船/平成18年3月期第3四半期財務・業績の概況(連結)

2006年02月09日/未分類

川崎近海汽船(株)の平成18年3月期第3四半期財務・業績の概況(連結)の経営成績は下記のとおり。

第3四半期の連結売上高は254億22百万円となり前年同期比では8.8%の増収、連結営業利益は32億51百万円となり7.2%の増益、連結経常利益は31億62百万円となり11.6%の増益、連結当期純利益は18億42百万円となり18.6%の増益となった。

事業の部門別業績概況
近海部門
近海市況は、高値圏から調整局面を迎えているが、石炭等バラ積船、チップ専用船は中・長期保証契約の下に安定した輸送量を確保した。

東南アジア向け鋼材輸送は、中国が過剰となった一般鋼材を当地域に輸出しているため、日本のミル各社が、価格維持のため総じて出荷量を絞り込んだ影響で輸送量は減少した。

同部門の連結売上高は116億45百万円となり前年同期に比べて8.7%の増収となった。

内航部門
国内鉄鋼生産量は増加傾向であり石灰石専用船等の不定期船は好調な稼動が続いている。RORO船による定期航路についても国内景気の回復基調を反映して輸送量は増加し概ね目標を確保し、安定した収益を得ることができた。

同部門の連結売上高は91億91百万円となり前年同期に比べて12.0%の増収となった。

フェリー部門
八戸/苫小牧航路では、雑貨輸送の低迷に加えて他航路との競合激化から、トラック積載台数、旅客数ともに前年を下回る結果となったが、東京/苫小牧航路の高速貨物フェリーでは、概ね前年並みの輸送量を確保した。

燃料油価格の上昇に伴うコスト増加に対処すべく昨年10月から燃料油調整金制度を導入しておりますが、価格高騰が続いており厳しい業績となった。

同部門の連結売上高は45億13百万円となり前年同期に比べて3.4%の増収。

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