名糖運輸（株）の平成18年3月期第3四半期財務・業績の概況（連結）の経営成績は下記のとおり。
低温食品物流業界は、食品の新鮮さや安全性を確保するためにチルド輸送化する商品が増加し、物量は安定しているが、依然として輸送単価の低迷、燃料費の高騰など厳しい経営環境が続いている。
このような状況のもと、同グループは、「顧客中心・品質一番」を年度スローガンとし、顧客を中心とした物流を提案し、真のパートナーシップの確立を目指すとともに、引き続き品質を最優先する取り組みを推進している。
こうした取り組みの中、不採算事業からの撤退による営業収益の減少、新規業務の収益改善の遅れ、新物流センターの業務集約の遅れなどに加え、燃料費の高騰が収益を圧迫した。
当第3四半期連結会計期間の営業収益は339億29百万円（前年同期比4.1％減）と、前年同期と比較して14億60百万円の減収となり、経常利益は9億22百万円（同37.3％減）、四半期純利益は5億5百万円（同34.3％減）となった。
