名糖運輸が2月8日に発表した2010年3月期第3四半期決算によると、売上高は354億8500万円（前年同期比7.6％減）、営業利益11億5100万円（13.8％増）、経常利益12億800万円（13.4％増）、当期利益6億4300万円（16.1％増）となった。
第3四半期の貨物運送事業は、夏季の天候不順によるチルド飲料の販売不振などで減収となり、売上高は291億3500万円（7.3％減）、営業利益はグループ全体で運行効率化に注力したため14億2900万円（46.7％増）となった。
物流センター管理事業は子会社で一部センター業務を中止した影響などで、売上高は62億5700万円（7.7％減）、営業利益は5億8100万円（25.6％減）だった。
物流センターのメンテナンスなどその他事業は、売上高が9200万円（49.3％減）、営業利益は5800万円（144.9％増）と大幅増を確保した。
通期は売上高470億円（5.1％減）、営業利益8億円（5.4％減）、経常利益9億円（4.4％減）、当期利益4億5000万円（34.3％増）を見込んでいる。
