GXSは、GS1HK Data Poolが世界規模で本稼動を開始したことを発表した。
GDSN(Global Data Synchronization Network:グローバルデータシンクロナイゼーションネットワーク)認定でGXS Data Pool Manager(DPM)がサポートするGS1HK Data Poolによって、香港および汎珠江デルタ:Pan Pearl River Delta-中国華南地域の9省・自治区と2特別行政区を合わせた地域)の企業はGS1標準に対応した精度の高い商品情報を世界中の取引先とやり取りできるようになる。
GS1 HongK ong(HKANA:Hong Kong Article Numbering Associationから名称を変更)は業界支援を目的とした非営利団体で、サプライチェーンのグローバル標準および各種テクノロジの香港企業への採用を推進することで、ビジネス効率の最適化を支援している。
GS1HK Data Poolは世界26拠点のGDSN認定データプールの一つで、グローバルゲートウェイとして機能することで世界中のメーカー企業と小売企業の間における効率的なコラボレーションを実現し、商品やサービスをソーシングするビジネスプロセスの向上を支援する。
このデータプールによって、GTIN(Global Trade Item Number)およびGLN(Global Location Number)という共通のグローバル標準に基づいて世界中の取引先と首尾一貫し整合性の取れたデータをやり取りできるようになる。
GXSのテクノロジによってGS1HK Data PoolはGDSN環境に統合され、GS1が管理するグローバルデータディレクトリGS1 Global RegistryTMと共に、他のグローバルデータプールとの間で商品情報を同期化する。
送受信両方のデータプールとして機能するGS1HK Data Poolは、GS1 System標準に準拠した正確かつ最新の商品情報を効率的にやり取りするためのプラットフォームを提供します。GS1のデータプールを利用することによって企業は在庫不足などの問題発生を減らすと共に、新商品の市場導入をスピードアップし、ロジスティックスコストを削減することが可能になる。
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