キリンビール（株）は3月30日付でグループ本社、国内酒類事業および一部カンパニーの組織改定を行う。
市場の変化に迅速に対応するため、国内酒類事業を社内カンパニー化し、より自律的で機動的な意思決定と実行を実現する組織への進化を目指す。
カンパニーは営業本部、SCM本部と生産本部の3本部体制とし、新たに設置するSCM本部には、3本部間の横断的な課題に取り組むSCM推進部と、原料・資材の調達を行う原料資材部、全国の物流機能を統括する物流部を置き、バリューチェーン全体を視野に入れて、お客様に提案する価値の向上とコスト構造改革に取り組んでいく。
SCM本部は、商品が消費者などに届くまでの、受発注から資材の調達、製造、運搬、流通、販売といった供給活動の流れを統合的に管理する。
