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ティーエルロジコム/平成17年12月期決算短信(連結)

2006年02月23日/未分類

ティーエルロジコム(株)の平成17年12月期決算短信(連結)の経営成績は下記のとおり。

決算期を3月31日から12月31日に変更したため、当連結会計年度は平成17年4月1日から平成17年12月31日までの9ヵ月間となっている。

同社は、平成17年6月21日親会社が(株)エスビーエスに異動したことに伴い、同社が掲げる「事業インフラ・プロバイダー」として展開する多角的物流サービスとの融合で物流機能の効率化および高度化を図り、車両の稼働率向上、物流センター業務の拡大、倉庫管理システムの構築、顧客への提案力強化など、SBSグループとシナジーを追求し営業力の強化に取り組んだ。

同社グループは、SBSグループと協働で事業展開を図る一方、スーパーマーケット関連の物流センター業務における新たな作業の受託や配車全般に関する運営を一括受託するなど業務開拓に努めたほか、不採算事業の見直しによる事業所の廃止や業務の撤退など収益改善にも取り組んだ。

このような事業活動が活性化を生み、収益改善が進み、営業収益は25,810,151千円、経常利益は1,211,026千円となった。税金等調整前当期純利益は、固定資産の売却益等の増加により1,400,178千円、当期純利益は647,612千円となった。

事業の種類別の業績
物流事業
貨物自動車運送事業
スーパーマーケット、量販店、コンビニエンスストア等の業務にっきましては、顧客の物流再編が進行するなか、商社関連物流センターの構内作業の新規受託、スーパーマーケット関連の物流センター業務における作業内容の見直し、また、物流センターと各店舗間の配車業務に係わる運営管理の全面受託など各物流センター業務において、それぞれの課題に対応した物流改善に努めたことで、業績向上につながる結果となった。

百貨店業務は、店舗内関連業務が順調に推移しましたものの、配送関連、通信販売関連等の業務縮小が影響し低調であった。

ビール等輸送業務は、輸送区域が一部拡大したこともあり、輸送量等が増加したが、出荷量の低調や前期に閉鎖した事業所の影響もあり伸び悩んだ。

その他の輸送および関連業務は、輸出製品の梱包関連業務、鉄鋼関連業務はおおむね順調であったが、航空貨物の国内集配業務、通運関連業務、納品代行業務などは低調で、引越業務は横ばいの状況であった。

倉庫業
顧客の物流再編による業務縮小で倉庫の稼働状況が悪化し、倉庫の一部閉鎖に追い込まれるなど低調な状況が続いた。
以上によりまして、物流事業収入は25,096,243千円となった。

不動産賃貸管理業(省略)

次期の見通し
同社グループは、平成18年6月竣工予定の物流センター建設による百貨店業務の取り込み、家電量販店の物流センター業務全般の運営と店舗配送業務のほか、オフィスビルの館内物流を一元的管理・運営する「タスカルシステム」による新規稼働を予定しているが、さらにSBSグループとシナジーを追求し、顧客の物流業務全般をコスト・管理面から最適な運営方法で展開する3PL事業に総力を注ぎ、事業領域の拡大に取り組んでいく。

また、SBSグループにおいても、同年4月に主要各社の本社機能を集約化し、経営の意思決定の迅速化と機動力に富んだ事業展開を図り、企業競争力の一層の強化を目指しており、同社グループといたしましても、シナジー効果を最大に取り入れ事業拡大に取り組んでいく。

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