ティーエルロジコムは7月30日、文書保管やオフィス移転など、オフィス物流のアウトソーシングサービス、「TL・オフィス快適サポート」の本格提供を首都圏で開始すると発表した。
機密文書の保管・廃棄や連絡封筒などを使っての社内外の文書連絡など、煩雑で気を使うやり取りを代行することで、顧客の事務負担を軽減する。
オフィス快適サポートは、①文書保管サービス②館内物流・メール室運営サービス③オフィス移転サービス－－で構成する。文書保管サービスは、埼玉県の国土交通省の優良トランクルーム認定を受けた吉川トランクルーム(埼玉県)などを活用、機密度の高い文書などを保管する。閲覧はSBSグループの物流ネットワークを利用するほか、文書の廃棄処理はグループの関連企業、総合物流システムが裁断・溶解処理を実施する。
館内物流・メール室運営サービスは、顧客のメール室運営を代行するほか、宅配便など外部業者と受付窓口を統合することで、配送業務の効率化を実施。また館内集荷、社内便の積載率向上などの相談受付も行う。
オフィス移転サービスは一般的な備品の搬出・搬入のほか、移転計画や新規オフィスの間取り作成、引越日程の立案などをトータルに実施し、IT関連工事、不用品の廃棄も付帯的に行う。同社はこれまで社内で行われてきた書類の管理業務などを代行することで、オフィス関連の事業規模を拡大する考え。
