近畿コカ・コーラボトリング（株）（大阪府摂津市、以下：近畿社）とコカ･コーラウエストジャパン（株）（福岡市、以下：ＣＣＷＪ社）は7月1日（予定）をもって、会社分割および株式交換を併用する方法により、共同持株会社「コカ・コーラウエストホールディングス（株）（以下：ウエストホールディングス社）」を発足し、両社の経営を統合する。
今回の経営統合の目的は、第一に、企業価値の増大で、日本の人口の約1／3を擁する巨大な市場を舞台に売上とシェアの拡大を目指すとともに、組織運営体制と事業プロセスのさらなる効率化を追求することで、収益を伴う持続的な成長を実現する。
また、日本のコカ・コーラビジネスの変革のリーダーシップを発揮することで、日本コカ・コーラ社や他のボトラー社とのより強固な連携によって、現在コカ・コーラシステムが一体となって取り組んでいる成長戦略や構造改革をさらに強力に推進する。
全国統合サプライチェーンマネジメントを担うコカ・コーラナショナルビバレッジなどとも連携し、コカ・コーラシステム全体最適の事業構造の構築を目指す。
近畿社とＣＣＷＪ社の両社の持つ強力な財務基盤、多様な人材・組織力、卓越した営業ネットワーク等をさらに拡大いたします。今まで培ってきた事業ノウハウやベストプラクティスを共通の資産とすることで、統合によるシナジーを最大化する。
とくに、カスタマーサービスの向上、自販機ネットワークの拡充などにより消費者への価値創造とお客様満足の向上を図ることで、セールスマーケティングの会社としてケイパビリティの向上を目指し、日本第2の大消費地である近畿圏市場を中心に、西日本地域におけるさらなるシェアの拡大を目指す。
