国分（株）は平成17年度の経営結果と平成18年度の経営方針を発表した。
平成17年度の経営成績は、連結業績で、売上高は1兆3,378億20百万円、前年比1.2％増。売上高の内訳では、食品が6,642億29百万円、前年比1.0増％、酒類が6,226億5百万円、0.5％増、その他が509億85百万円、12.3％増。
経常利益は、114億85百万円、前年比38.4％増、当期純利益は80億48百万円、前年比144.9％増となった。
物流政策
・首都圏エリアの物流の効率運営と再編を目的に「首都圏物流部」を新設（1月）
・（株）九九プラス（ＳＨＯＰ99）の摂津物流センターを大阪府摂津市にて受託（3月）
・（株）スリーエフ専用物流センターを神奈川流通センター内にて受託（5月）
・（株）大丸ピーコック関西物流センターを大阪府茨木市にて（6月）、関東物流センターを神奈川県横浜市にて（8月）受託
・大阪いずみ市民生活協同組合並びに、おおさかパルコープ店舗物流業務を大阪府大阪市にて受託（6月）
・グループの物流標準化を目的とした新物流システムＫＬＳ－ＰＶ（Kokubu Logistics System－Progressive Version）を構築（7月）。八潮流通センターにて稼動
・生活協同組合コープこうべの無店舗向け物流センター業務を兵庫県神戸市にて受託。コープこうべ魚崎浜ドライ集配センターを新設（8月）
・（株）幸田の一括物流業務を大阪府大阪市にて受託（8月）
・西東京エリア量販店対応の統合拠点として、所沢流通センターを埼玉県所沢市に開設（9月）
・（株）ローソン東海ＤＤＣおよび静岡ＤＤＣにおいて、酒類在庫型物流業務を受託（9月）
・大酒販（株）の東海物流センターを愛知県小牧市にて受託（9月）
・東京・千葉エリア物流機能の拡充および拡幅を目的に千葉県船橋市に拠点用地を取得（10月）
・首都圏エリアの大型母船型汎用センターである八潮流通センターが埼玉県八潮市にて稼動（10月）
・廣屋国分（株）が業務用共同配送センターを東京都足立区にて稼動。（株）鈴木酒販の一括物流業務を受託（11月）
その他重要事項
・次期基幹システムフェーズ1（会計情報システム等）が稼動し、ホストシステムのダウンサイジングを実施（7月）
