日本オラクルは3月1日、バイエル薬品がデータウェアハウス・オンライントランザクション処理向けデータベース・マシンの「Oracle Exadata Version 2」を採用したと発表した。
バイエル薬品は病院、調剤薬局、医療施設への医薬品の納入実績などの集計処理を効率化するため、今回Oracle Exadata Version 2の採用を決めた。
この採用で、重要情報のバッチプロなど高速処理が求められるオンライントランザクション処理とデータウェアハウス処理を統合し、コスト削減とパフォーマンスの改善を目指す。
Oracle Exadata Version 2はオラクルとサン・マイクロシステムズが開発したデータウェアハウス・オンライントランザクション処理マシン。
導入した場合、オラクルの顧客はデータ保存量を10倍以上拡大し、アプリケーション変更を行わずにデータ検索速度を10倍以上高速化することが可能になる。