日本貨物航空(株)は3月1日、シベリア上空通過による欧州-日本間直行便サービスを開始した。
スキポール空港(アムステルダム)発マルペンサ空港(ミラノ)経由の初便はガーメント、食料晶、車等からなる混載貨物約77トンを搭載し3月3日に成田国際空港に到着した。
3月13日までは欧州発日本到着の復路便のみ直行で運航し、3月14日以降は日本-欧州間の往復を直行便で運航する。
欧州線に直行便運航を導入することで、大幅に短縮される輸送時間をアジア域内に振り向け、運航サービスの向上を図っていく。加えて、欧州内の生鮮貨物を積極的に積み取るなど市場のニーズに柔軟に対応します。
同社は現在、欧州線を週9便運航しておりますが、そのうち週6便を直行便で運航する。今後機材更新を速やかに進め、日本・アジア-欧州間物流の利便性の向上を図る。