NECロジスティクス（株）は、外販拡大および既存拠点の運用効率化を目的として、新たに神奈川県座間市に物流センターを着工した。
今後需要が見込まれる一般顧客向けの大型の3ＰＬ案件の受託の推進と、首都圏地域における各種リソースを集約することにより、20％程度の費用削減効果を目指すとともに、車輌運行の最適化による環境負荷の低減などの効率化を促進を狙いに新設する。
NECの生産革新活動で培ったサプライチェーンマネジメントにかかわるノウハウを駆使することで、効率的かつ高度なロジスティクスオペレーションを本物流センターにおいて実現する。
高度なセキュリティー対策を施したパソコンのキッティングなどの流通加工専用スペースの設置を行うほか、顧客の受発注業務を代行するためのコールセンターを設置するなど、多様化する顧客ニーズに的確に対応するための設備を設置する。
ＩＴ技術をフルに活用するためのモデル拠点として位置付け、今後ますますの発展が見込まれるＲＦＩＤなど最先端のＩＴ技術の導入も検討する。
なお、伊藤忠商事（株）が特別目的会社を用いた流動化スキームにより建設する新倉庫を賃借する。
新物流センターの概要
所在地：神奈川県座間市広野台二丁目5020-1
構造：ＲＣ+鉄骨4階建て、高床式、有効高6.0ｍ、耐荷重：1.5ｔ/㎡
契約面積：倉庫38,147㎡（11,540坪）
事務所2,460㎡（744坪）
合計40,607㎡（12,284坪）
建設開始時期：2006年4月
建物竣工時期：2007年1月（予定）
使用開始時期：2007年4月（予定）
