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コーナン商事/在庫増加の抑制

2006年04月13日/未分類

コーナン商事(株)は、平成18年2月期決算短信の中長期的な経営戦略は、流通システムの再構築により流通コストを削減し、既存店の活性化を図る総合的な収益力向上策の実施により、競争優位を勝ち取ることを目指すとしている。

会社の対処すべき課題では、在庫増加の抑制として、収益力強化のため輸入仕入を拡大させたことにより、在庫増加・商品回転率の低下を招いていが、限定した輸入仕入の抑制と、当期に完成した流通管理センターの活用も含めた全社的な流通システムの再構築の推進により滞留在庫は減少傾向にある。今後も更に流通システムの合理化と適正在庫の維持に努めるという。

経営成績の事業等のリスクでは、過剰在庫によるリスクとして、低価格の海外商品の仕入比率を高める戦略を採っているが、直接貿易の進捗につれ商品在庫保有高が増加し、商品回転率を低下させているので、当期は輸入仕入を抑制して在庫調整を図った他、滞留在庫に対し評価損の計上を行っている。

今後も継続して流通体制の整備を推進し適正在庫対策を講じますが、結果によっては業績に影響を与えることがあるとしている。

次期の見通しでも、収益力を高めるため、引き続き海外商品の取扱高を増加させる他、基幹システムの稼動と流通管理センターの開設により本格的に物流システムの再構築に着手し、在庫の増加を抑えながら輸入比率を高め、一方で物流経費とその他の経費削減にも努め、安定した高収益体質の確立を目指すという。

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