スターリングコマースは、ガートナーのWMSの2006年度マジック・クアドラントにおいて、同社がビジョナリ・クアドラントに位置付けられたことを発表した。
ガートナーによれば、「ビジョナリ・クアドラントに位置づけられたベンダーは、市場に強力かつ活気ある製品を提供することを追及する、首尾一貫した説得力のある戦略を持っているベンダーであるといえ、この分野におけるベンダーは、ビジネスプロセス・プラットフォーム(BPP)戦略、WMS/TMS統合、カオス耐性型のサプライチェーン戦略などのあらゆる分野にわたり、ユーザニーズの先見性を持っているといえる」としている。
「この報告書においてスターリングコマースが重要な位置に置かれたことは、製品の差別化を図るための独自かつ説得力のあるビジョンと共に、当社がWMS分野のベンダーとして認識されているといえるでしょう。」と、スターリングコマースのチーフ・ストラテジ・オフィサーであるデブダット・イェルーカーは語っている。
「しかし、それ以上に重要なことは、お客様が常に変化しつづけるビジネスニーズに適応できるよう、先進的なソリューションを提供するために行ってきた当社の努力に裏付けられたものだということです。」
この報告書では、次のように記載されている。
「最も積極的にサプライチェーンを実践する企業は、リーン型(無駄を省いた)やデマンド駆動型のサプライチェーンから、「ポスト・リーン型」サプライチェーン、もしくはガートナーが呼ぶところの「カオス耐性」プロセスへと、その焦点を移行し始めている。ガートナーは、これらがサプライチェーンの最先端をゆくものと考え、WMSベンダーは機能性を備えたこれらの戦略やプロセスニーズに対応し始めると考えている」