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横浜ゴム/中国でトラック・バス用スチールラジアルタイヤ生産

2006年04月20日/国際

横浜ゴム(株)は、中国江蘇省蘇州市にトラック・バス(TB)用スチールラジアルタイヤの製造販売会社「蘇州横浜輪胎有限公司」を、中国事業統括会社である「(中国)有限公司」(2005年11月設立)の全額出資により設立した。

操業開始は2007年10月で、年間生産能力は35万本を計画している。総投資額は約95億円(8,130万ドル)。

これまで横浜ゴムは、中国の補修市場において、日本からの輸出によってTB用スチールラジアルタイヤを販売してきた。中国の物流事情に合わせた耐久性、耐摩耗性に優れる代表的なブランドとして高い評価を得てきたが、世界的なタイヤ需要の高まりの中で、必ずしも中国への供給が十分ではなかった。

新工場の建設は、こうした状況を抜本的に改善し、同時に将来的に高い成長が見込まれる中国市場に積極的に対応するのが目的で、今回は第一期工場の建設と考えており、今後、需要動向を見ながら順次工場拡張を進める計画。このため工場用の土地は第一期工場敷地面積の4倍強を確保した。

新会社の概要
社名:蘇州横浜輪胎有限公司
(英語名:SuzhouYokohamaTireCo.,Ltd.)
設立:2006年4月
所在地:江蘇省蘇州市
事業内容:トラック・バス用スチールラジアルタイヤの製造販売
操業開始:2007年10月(予定)
生産能力:35万本/年
敷地面積:74,000㎡(土地300,000㎡)
総投資額:8,130万ドル(約95億円)
払込資本金:2,710万ドル(32億円)((中国)有限公司全額出資)
従業員数:約500名(予定)

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