AT&Tグローバル・サービス（株）（以下：AT&TGNS）は、引越し総合サービス業（株）工事センターの全社ネットワークを構築したことを発表した。
AT&TGNSは、工事センターの大阪本社を含む全国の各支店15拠点を結ぶデータ・ネットワークを広域イーサネットにて構築、各営業所7拠点を接続するネットワークにはブロードバンドVPNを利用した。さらに音声系には、ブロードバンドVPNを利用したIP電話サービスを導入した。
工事センターは創立以来、業務の拡大に伴いネットワークを随時増強してきたが、今後、より一層の業務拡大と効率化促進を推進していくうえで、新たなネットワーク構築が急務であった。
従来の課題は、「既存のネットワーク資産を有効活用することで、新規ネットワーク構築のための費用負担の大幅な軽減」「本社のネットワークを冗長構成とした対障害性の強化」「本社・支店間の通信におけるセキュリティ強化」「全拠点間での通信料の大幅削減」だった。
AT&TGNSは、工事センターが直面している課題に対して、お客様の立場にたち、安価な広域イーサネット構築、セキュリティ強化のためのクローズドなブロードバンドVPN利用、通信料金を抑制するためのIP電話サービスの活用を提案、ネットワーク構築を行った。
この結果、工事センターは、ネットワークの更新費用を約10％削減、本支店間ネットワークの回線速度の倍増などが実現する。
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