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センコー/旭化成L&LにSCEMツール採用

2006年05月01日/国際

センコー(株)と子会社であるセンコー情報システム(株)は、「サプライチェーン・イベント・マネジメント・システム(以下:SCEMシステム)」を開発・導入し、旭化成ライフ&リビング(株)(以下:旭化成L&L)での採用を決めた。

両社は、日本電気(株)、ビューロシティ・ジャパン(株)の協力を得て、ビューロシティのソリューションを採用して、開発・導入したもの。

センコーでは、顧客へ高品質の物流サービスを提供するためのITソリューションとして、「BPS」を開発し、国内当社主要拠点に配備してきた。

その一環として更なる高度化を目指してきたSCEMシステムは、海外を含め調達から最終顧客までのサプライチェーン全般にわたる在庫や輸送の状況(=イベント)を可視化でき、顧客のSCM構築を、より一層ご支援するもの。

センコーと旭化成L&Lとは、2001年7月より、EPL(イコール・パートナー・ロジスティクス)と名付けたサプライチェーン・ロジスティクスの改革に協働体制で取り組んできており、同システムの活用を契機に、推進ステージを一段と高め、「SCMの確立」を目指していく。

SCEMシステムの本格的な導入やサービス提供は、国内ロジスティクス業界でも例が少なく、センコーでは同システムを、3PLビジネスを強化する戦略システムとして位置づけ、今後、RFIDとの連動も図り、中国/日本間のグローバル・ロジスティクスへの展開などを予定している。

SCEMシステム:Supply Chain Event Management System
サプライチェーン全般にわたる複数拠点の在庫や輸配送、オーダの状況を紐づけながら一元管理・監視し、業務の効率化と在庫、輸配送コスト削減を実現するシステム

BPS:Best Partner System
データ交換、倉庫運営、配車支援、場内物流支援、車両動態管理、貨物追跡、カード決済、インターネットシステム(受注代行、情報提供)、就業管理など、40以上の機能で構成される物流・情報システムの総称。1999年より開発・配備。

ビューロシティ・ジャパン株式会社
住所:神奈川県横浜市港北区新横浜3-18-14
資本金435百万円(2005年12月末現在)
事業内容:SCEMソリューションの提供
http://www.viewlocity.co.jp/

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