（株）ムトウは、平成18年3月期決算短信（連結）の中長期的な経営戦略および対処すべき課題で、インターネットを中心とした通販市場の拡大を大きなビジネスチャンスと捉え、同社の保有する通販ノウハウ、物流施設等を活用した通販ソリューション事業の更なる拡大に向け、積極的な投資を行っていくとしている。
通販ワンストップサービスの更なる充実に向け、新たな商品メニューの開発を行うとともに、（株）ムトウ流通センターとの統合による事業効率の向上、営業体制の強化をより一層推進し、安定的な利益を創出できるビジネスモデルの確立を目指すとしている。
また、資産効率の向上およびグループ内類似事業の統合による事業拡大など、連結経営の効率化を目的として、（株）ムトウサービスと（株）ムトウ流通センターの両社を平成18年4月1日に吸収合併している。
経営成績でも、物流品質の向上とコスト低減を図るため、物流センター内における倉庫内物流改革に取り組むなど、事業効率の改善を行うとともに、商品の出荷代行、ＤＭサービスなど同社の通販ノウハウを活用した通販ソリューションビジネスにおいても、新たな取引先の開拓に努める一方、作業工程の見直し等による作業効率の改善に取り組んだとしている。
今後の課題と次期の見通しでも、ムトウ流通センターとの合併にともない、物流施設等の資産効率を向上させることにより、商品出荷代行ビジネスの一層の拡大を図っていくとしている。
