ドイツポスト・ワールドネットは、ロジスティクスや物流・エキスプレス技術に関する国際調査研究所「DHLイノベーション・センター」をドイツのボン郊外で開業させる。
センターの建設工事は今年秋に完了予定で、さまざまな新技術に触れることができる延べ1200平米の展示場が特徴。DHLだけではなく、IBM、インテル、フィリップスなどの企業の専門家が共同で物流・ロジスティクスの研究を行なうことになっている。
センターは、DHLの世界各地の関係者にとっての新技術拠点として位置づけられる。具体的な研究・調査内容には、RFIDの開発、輸送ルートなどの最適化のためのジオデータ(地理データ)システム技術の研究、GPSシステム(全地球位置把握システム)の研究などが含まれる。(翻訳)