トラスコ中山（株）は、平成19年3月期中間決算短信の中長期的な経営戦略で、物流拠点の増強を掲げ、物流エリア再編のための新規物流センターの設置、既設物流センター在庫と地域特性を反映した営業所在庫の拡充によりデリバリー能力と即納力を強化するとしている。
さらに倉庫内作業では正確かつ効率的に作業が進められる作業管理システムを導入し、生産性の向上を図っている。
来期における物流センターの開設、プラネット北関東（群馬県伊勢崎市）を平成19年4月に、プラネット東海（愛知県岡崎市）を平成20年2月、それぞれ開設を予定している。
対処すべき課題としても、情報システムの強化で、今後の受発注処理量、取扱商品アイテムの増大とFAX自動読取システム「DOTKUL」、インターネット受注システム「WEBTRUSCO」の処理量の増加に備え、総額30億円の基幹システム置換投資を実施し、より高度な情報システムの構築を目指す。
