三井物産（株）は、2006年3月期中期経営計画総括／中期経営展望（3～5年後の在り姿）を公表し、3～5年後の中期的な当社経営の｢在り姿｣とその実現の為の戦略を纏めた中期経営展望の中で、物流ネットワークの事業分野に2007年3月期～2008年3月期の間に、500億円～1000億円の投資計画を明らかにした。
物流ネットワークの事業分野では、積極投資を絡めたネットワーク・ＳＣＭ機能などの高度化・複合化と規模の拡大を図り、さらにアジアを中心とした広極３極で、自動車・ＩＴ・エネルギー産業に取り組む。
なお、基本機能を進化させる人材育成と成長分野への傾斜配分を行う。
具体的には、鉄鋼製品では、米国での自動車・家電向けＳＣＭモデルのアジア・欧州での展開や化学品ではメタノール他の中東供給源の確保、物流インフラの拡充などを進める。
