石井食品（株）は、平成18年3月期決算短信（連結）の対処すべき課題で、安全な食品の提供として、物に関する情報収集をオンタイムに行い、生産から物流における温度管理までの品質を徹底管理することを目的としたフードチェーンの構築を行うとしている。
さらに、原材料の履歴管理システム（品質保証番号）とロット管理情報の組合せによる「予防措置型品質管理システム」により、予め品質チェックを行い、不適合事項を未然に防ぎ排除することのできる体制を作る。
また、「厳選素材」を更に徹底するため、原材料の産地の選定、及び現地での処理技術や品質のレベルアップを図るとともに、工場受け入れ基準の引き上げと、その厳格な運用を徹底するという。
利益構造の改善として、生産におけるエネルギーコスト、並びに販売における配送コストの削減を図り、支出管理の徹底による一般経費の削減、並びに時間外勤務の削減による人件費の圧縮を図るとしている。
