欧州の物流不動産投資・開発を手がけるマッコーリー・グッドマン・グループは、ポーランド中部のトルンでNYKロジスティックスポーランド社向けに2万3600㎡のノン・アッセット専用型新規物流施設を開発することで合意した。4月に着工。
NYKロジスティクスポーランド社は、新施設で主要顧客の生産部品物流業務を取り扱う。
施設は生産部品の物流業務用にカスタマイズされ、1万4544㎡、8693㎡の2つのユニットで構成。
マッコーリー・グッドマン・ポーランドのマネージング・ダイレクター、ラファエル・ボヘネック氏は「世界のトップ物流会社との関係を深めると同時に、ポーランドでの物流不動産開発分野での影響力を高めることができる」と話している。
トルン市近郊のウィソミツェ郡のクリスタル・パーク工業団地に建設する物流施設は、同社顧客企業の生産工場の隣に位置し、将来グダニスク、ポーランド南部のワルシャワをつなぐA1高速道路に隣接。
プロジェクトの第1段階は1万4544㎡の倉庫延床面積と400㎡のオフィス延床面積を建設し、2007年10月初めに完成する。
マッコーリー・グッドマンのMG Nihon（株）のビジネス開発ダイレクター、ロブ・ヴァン・ナイレン氏は「マッコーリー・グッドマングループは既にベルギーでNYKロジスティックス向けに2万7000㎡、5万6000㎡の2棟の物流施設を投資開発している。これに続いてNYKロジスティックスのポーランド新規物流施設を建設できることは光栄」とコメントしている。
完成予想図
