日本出版販売（株）は6月1日、SAシステムの1つである「NOCS9000」において「らく伝」という新サービスをスタートさせる。
「NOCS9000」は、インターネット環境下で出版情報検索・発注・注文追跡・新刊送品案内・ＡＶ検索発注等が行なえるSAシステムで、既に全国の書店、取引先に3,500台が導入されている。
今回スタートする「らく伝」は、納品伝票等の各種伝票、請求書や請求明細書をはじめとする請求帳票を、「NOCS9000」のメニューから参照出来るサービス。
このサービスでは、従来マイクロフィルム等で保存していた帳票を電子保存し、このデータベースを取引先に開示する。取引先が直接「NOCS9000」を使ってオンライン照会をすることが可能となり、迅速にニーズに応えられる。
また日々の納品書の積み上げである請求明細書の速報版により、当月の仕入・返品の金額、次回の支払額の概算金額を早期に把握することが可能となり、資金繰りや在庫把握等の意思決定をサポートする。
その他にダウンロード機能も持っており、事務効率の向上にもつながる。
このサービス開始による「NOCS9000」の利用料金（9,000円／月）の変動はなく、取引先に対してより付加価値の高いサービスを提供することとなる。
主な機能
伝票照会：請求書・請求明細書照会、未請求案内書照会
その他機能
グループ管理機能：各種伝票の照会時に対象口座のグループ分けが可能
ダウンロード機能：画面内容をCSV形式のデータにダウンロード可能
