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東洋合成工業/ロジスティック事業サービス充実

2006年06月01日/未分類

東洋合成工業(株)は、平成18年3月期決算短信の中長期的な会社の経営戦略で、ロジスティック事業について、石油化学関連業界の競争激化により物流経費削減、物流基地の統廃合の強化など、当事業分野の環境は厳しい状況が続くことが予測される。

しかしながら、遠隔地に立地する石油コンビナートの生産工場で生産された液体化学品や海外メーカー生産の液体化学品は、大都市消費地へ輸送し販売を行う場合、タンカーから沿岸タンクに受け入れて一時保管し、車両によるユーザーへの陸上輸送という物流形態は、今後も引き続き必要不可欠なニーズでもある。

同社は、ローリー単位の輸送から、ドラム充填所、ドラム缶保管用立体自動倉庫を建設することで、液体化学品総合物流基地としての機能の充実を図り、高浜油槽所の立地条件の良さと化学品の生産活動で蓄積した高度な取扱・保管技術を最大限に生かした営業活動により液体化学品総合物流基地としてお客様の信頼を獲得しているとしている。

また、会社の対処すべき課題で、ロジスティック事業について、液体化学品の総合物流基地としての機能が充実したが、さらなるユーザーの満足度向上を目指しサービスの充実に努めるとしている。

経営成績で、ロジスティック事業について、物流コスト削減のための物流基地の見直し、集約化の動きは続いており当事業を取り巻く環境は依然厳しい状況にあるが、立地条件の良さと生産活動で培った液体化学品の高度な取扱・保管技術を背景に精力的な営業活動を展開し、液体化学品の物流量が増加し、タンク部門・ドラム倉庫部門ともに稼働率が好調に推移し、同事業の売上高は1,601,657千円(前年同期比7.7%増)となった。

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