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東洋合成工業/ロジスティック事業の体質強化

2006年11月13日/SCM・経営

東洋合成工業(株)は、平成19年3月期中間決算短信の中長期的な経営戦略で、ロジスティック事業について、石油化学関連業界の競争激化により物流経費削減、物流基地の統廃合の強化など、当事業分野の環境は厳しい状況が続くことが予測されているが、遠隔地に立地する石油コンビナートの生産工場で生産された液体化学品や海外メーカー生産の液体化学品は、大都市消費地へ輸送し販売を行う場合、タンカーから沿岸タンクに受け入れて一時保管し、車両によるユーザーへの陸上輸送を行っている。

この物流形態は、今後も引き続き必要不可欠なニーズでもあり、同社では、ローリー単位の輸送から、ドラム充填所、ドラム缶保管用立体自動倉庫を建設することで、液体化学品総合物流基地としての機能の充実を図ったとしている。

高浜油槽所の立地条件の良さと化学品の生産活動で蓄積した高度な取扱・保管技術を最大限に生かした営業活動により、今後も液体化学品総合物流基地としての信頼を獲得していくという。

経営成績でも、ロジスティック事業は、物流コスト削減等厳しい事業環境が続いているが、タンク部門・ドラム立体自動倉庫部門共に高稼働率を維持し、当事業の売上高は765,317千円(前年同期比44,347千円減、5.5%減)となったとしている。

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