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プロロジス/「プロロジスパーク成田3」開発決定

2006年06月07日/物流施設

プロロジスは、マルチテナント型(複数企業向け)大型物流施設「プロロジスパーク成田3(スリー)」を成田国際空港に隣接する「空港南部工業団地A地区」(所在地:千葉県山武郡芝山町)に開発する。

計画では、着工は、2006年第3四半期中、竣工は2007年下半期中を予定している。

プロロジスは、「プロロジスパーク成田」(千葉県山武郡芝山岩山148-15)、「プロロジスパーク成田2」(千葉県山武郡芝山町山田字大門1022-5)の管理・運営を行っており、「プロロジスパーク成田3」は、成田空港エリアにおける3棟目のマルチテナント型大型物流施設となる。

「プロロジスパーク成田3」は、プロロジスパーク成田、同成田2の開発で蓄積したノウハウと最先端の物流施設開発技術を駆使し、人とものに優しく、成田から世界へそして全国各地への配送の迅速化、効率化をより高める機能を有する最新の高効率型総合物流センターとして「スピーディ、セキュリティ、ユーザビリティの高次元での融合」をコンセプトに設計される。

諸官庁と行政協議および設計に関する協議を進めているが、現時点での計画では、敷地面積47,599㎡、延床面積約98,000㎡、地上7階建ての、各階へ40フィートコンテナトラックが直接乗り入れ可能なランプウェイを2基(上り用・下り用)備える。

プロロジスにとって同エリア最大規模の開発を予定しており、1フロア(倉庫スペース面積=約8,500㎡)3区画の構成で、最大21社が同時に利用できる仕様を想定し、設計を進めている。

駐車場スペースはトラックを含め、約270台以上を確保する予定で、通勤用のバス路線設置など交通手段の確保を検討している。

フォワーダーなど航空貨物を扱う企業ニーズに合わせ、使いやすさ、スピードを最大限に高め、航空貨物の搬出入作業に適した倉庫スペースと、様々な企業が同空港を利用した戦略物流ニーズをサポートする汎用性の高い機能を導入することを検討している。

利用企業がTAPA(Technology Asset Protection Association:技術資産保護協会)認証クラスAの取得が可能な施設仕様とすることなどを含め、付加価値の高いサービスの提供を可能とする機能を盛り込むことも検討している。

その他、24時間体制で稼働する防災管理センターなど高いセキュリティ機能を装備すると同時に最新のITインフラ設備を持つオフィススペースを各階に設置し、レストラン、休憩スペースや売店などアメニティ施設も併設し、敷地外周部などの緑化や自然環境を利用した省エネルギー技術の導入も検討する。

なお、「プロロジスパーク成田2」1階部分に、プロロジスのグローバルカスタマーであり、国際貨物輸送会社であるKuehne+Nagelグループの日本法人、キューネ・アンド・ナーゲル(株)の入居が決定し、同施設は100%の稼働率となった。

また、「プロロジスパーク成田3」が加わることで、プロロジスが運営・管理または開発を進める物流施設は、全国で計43施設となる。

「プロロジスパーク成田3」計画概要
名称:プロロジスパーク成田3(スリー)
計画地:千葉県山武郡芝山町岩山字根木田125-3
計画敷地面積:47,599m2(約14,400坪)
計画延床面積:約98,000m2(約29,645坪)
構造:鉄骨造地上7階建(予定)
着工時期:2006年第3四半期
竣工時期:2007年下半期

■問い合わせ
プロロジス
担当:栗原
Tel0120-226-0460
inquiry@prologis.co.jp


プロロジスパーク成田3の完成予想図

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