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三菱商事等/中国上海市にレーザー板金加工の合弁会社設立

2006年06月09日/国際

倉敷レーザー(株)、(株)東洋工機、三菱商事(株)の3社は、中国上海市松江区において、レーザー溶断、曲げ、溶接加工を行う板金加工会社「新会社名:倉敷菱東金属制品制造(上海)有限公司」を3社合弁で設立し、6月中旬の稼動開始する。

倉敷レーザーは、独自で開発した板金加工の見積・受発注・生産管理ソフトにて営業と生産の両面において効率化をはかっているが、中国北京に設立したCAD製作を目的とした会社と連携しCAD業務の工期短縮を実現し、加えて長年のレーザー板金加工経験から高い加工技術を有し高付加価値製品の製造が可能。

これらの強みを活かし、効率化が困難な少量多品種の板金加工においても、短納期、高品質を実現し、同業界において圧倒的な競争力を誇る先鋭的な板金加工会社。

中国においては少量多品種の精密板金加工の急速な需要拡大が見込まれると考えられ、短納期で高品質な精密板金部品が供給できる現地加工工場を他社に先駆けて設立することで、中国における各種製造業の競争力をたかめることができると考えている。

設立当初は、最新鋭の高出力レーザー加工機、高精度プレスブレーキ、溶接ロボットなどを設置し、倉敷レーザー独自開発の自動化装置も導入して無人運転も実施、CAD業務を行う北京の会社も活用して、車両、建機農機、産業機械、電子機器、住宅・インフラ産業など幅広い業界の精密板金加工(鉄、ステンレス、アルミ)を請け負う。

新会社の概要
社名:倉敷菱東金属制品制造(上海)有限公司
本社所在地:中華人民共和国上海市松江区茸北工業区施恵路169号
登録資本金2.5億円
董事長:難波敢(倉敷レーザー社長、非常勤)
総経理:難波慶太(倉敷レーザー取締役、常勤)
株主構成:倉敷レーザー70%、三菱商事15%、東洋工機15%

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