日本光電工業／中国に販売子会社設立、物流機能集約

日本光電工業は2月20日、中国市場での事業拡大に向けて中国全土をカバーする販売子会社「尼虹光電貿易（上海）有限公司」を全額出資で設立すると発表した。
日本光電はこれまで、中国市場での事業活動を商社、現地駐在員事務所、現地生産子会社である「上海光電医用電子儀器有限公司」を通じて展開してきたが、今後は販売、マーケティング、アフターサービス、物流機能を新会社に集約し、現地生産子会社は生産に特化する。
これにより、競争力のある製品と質の高いサービスをスピーディーに提供できる体制を構築し、中国市場における事業の拡大と日本光電ブランドの確立を図る。2012年度売上高50億円（今年度約20億円）を目標とし、日本光電アメリカ、日本光電ヨーロッパに続く海外主要販売拠点の確立を目指す。
■新会社の概要
会社名：尼虹光電貿易（上海）有限公司
日本名：日本光電貿易（上海）有限公司
英文名：NIHONKOHDENTRADING（SHANGHAI）CO．Ltd．
住所：上海市奉賢区環城北路567号
事業内容：医療機器の販売およびアフターサービス
資本金 ：900万人民元（約1億3500万円）（日本光電100％出資）
従業員：約60名
営業開始時期：4月1日