（株）ブリヂストンの欧州子会社であるブリヂストンヨーロッパエヌヴイ/エスエー（以下：BSEU）は、ポーランドに約2億ユーロ（約280億円）を投資して、新たにトラック・バス用タイヤの生産工場を建設する。
新工場は、同国に設立予定のBSEUの100％子会社によって運営され、2007年上期に建設を開始し、2009年上期から生産を開始する予定。生産能力は日産約5,000本を見込んでいる。
今回建設する新工場は、欧州地域ではビルバオ工場（スペイン）に続き、2つ目のトラック・バス用タイヤの生産工場になり、欧州市場で更なるトラック・バス用タイヤの生産拠点を確保することは、欧州地域での自給率を高め、商品の戦略的な供給体制を確立する。
新工場は、東欧圏においては、稼動中のポズナン工場（ポーランド）、建設中のハンガリー工場に続く3つ目のタイヤ工場。
ポーランド新工場の概要
工場建設予定地：ポーランド共和国ザホドニオポモジェ県
スタルガルト・シュチェチニスキ市近郊
操業開始2009年上期（予定）
敷地面積：約100万平方メートル
生産品目：トラック・バス用ラジアルタイヤ
投資金額約2億ユーロ（約280億円）
生産能力：日産約5.000本（2011年上期予定）
事業会社出資予定比率：ブリヂストンヨーロッパエヌヴイ/エスエー（BSEU）100％
