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タカラトミー/顧客分析システム本格稼動

2006年06月12日/未分類

SAS Institute Japan(株)は、(株)タカラトミーが、玩具の開発戦略の一環として「SASBIServer」を導入し、顧客分析システムの本格稼動を開始したことを発表した。

これにより、従来は時間のかかっていた顧客意識に関するデータ分析をリアルタイムで行ない、迅速に顧客理解を実現、商品の企画・開発をはじめ、広告などを含むマーケティング活動、生産管理に活用する。

同社では、ウェブサイトや商品のファンクラブサイトより、玩具に対する意見など顧客からの情報をアンケート形式で収集・分析し、その結果を活用することで消費者の心をつかむ新商品開発やマーケティング活動を実行するために、システム構築を行なってきた。

従来、顧客のアンケート情報は、商品開発や営業などの各部門が、多岐にわたる玩具製品ごとにデータを表計算で集計していた。従って、アンケート集計から分析までの一連のプロセスに数週間かかり、顧客情報を迅速に商品開発や生産計画につなげることが困難で、分析の視点をきめ細かく設定することができず、顧客分析の可能性に限りがあった。

タカラトミーでは、「今後も増大するアンケートデータの迅速な処理・活用が可能」「ユーザー部門がワンクリックで容易に調査結果の閲覧・分析が可能」「ユーザー部門が欲しい視点での分析が可能」「短期間での導入が可能なこと」を重点において、他社のBIやデータマイニング製品と比較検討し、2005年8月に、「SASBIServer」、「SASEnterpriseGuide」、「SAS/STAT」の採用を決めた。

同年9月末に「SASBIServer」の導入を完了させ、試験的な稼動を開始し、今年4月に本格稼動を開始した。

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