雪印乳業（株）は、国産ナチュラルチーズの生産体制を強化するため、新工場の建設と既存工場の製造ラインを増強する。
中標津工場敷地内に新工場を建設するとともに、大樹工場において製造ラインを増強し、北海道での国産ナチュラルチーズ生産体制を強化する。
この2工場で30万トン規模の生乳処理能力を確立し、フレッシュ系から熟成ハード系まで、高品質の国産ナチュラルチーズを幅広く供給できる体制を構築する。
新工場の建設について
建設場所：北海道標津郡中標津町丸山2－9
中標津工場敷地内（敷地面積約64,000ｍ2）
生産規模：生乳処理量年間20万トン以上（チーズ生産量2万トン以上）
生産品目：ナチュラルチーズ（ゴーダ、チェダーなどハード系チーズ中心）
投資額約100億円
新棟延床面積約10,000ｍ2
着工時期：平成18年秋
稼動予定：平成19年度中
大樹工場における設備増強について
対象設備：さけるチーズ（ストリングチーズ）製造ライン
生産規模：年間3,000トン以上（30％以上の能力増強）
投資額：約10億円
着工時期：平成18年7月上旬
稼動予定：平成18年度中
