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マンハッタン・アソシエイツ/WMS一新、ピッキング処理の大幅な効率化実現

2006年06月22日/未分類

マンハッタン・アソシエイツ(株)は、主要製品であるWMS(物流センター管理ソリューション)のWindows版のメジャーバージョンアップを行い、出荷を開始する。

新たな製品名は、「Warehouse Management,builton Microsoft.NET」(旧名称:WM for Windows)で、従来の製品に比べ、処理実行時間を約70%削減し、Windowsベースの物流管理システムとしては従来充分な対応が難しかった大規模物流への適応が可能となった。

これまで大規模物流センターでの引当やピッキングリストの作成処理において、処理件数の膨大さや、出荷までの時間的制約などのニーズから、メインフレームやUNIXベースのシステム等、規模の大きなハードウェア・インフラを整備しなければならず、導入および運用にかかるコスト負担も非常に大きなものとなっていた。

新製品の「Warehouse Management,builton Microsoft.NET」は、Windowsベースのシステムとしては過去にない処理性能を持つソフトウェアで、これまでの倉庫管理システムの常識を覆す、驚異的な実行速度をもたらす。

例えば、出荷指示のための実行速度を見た場合、検証実験の結果、5万件の発注に含まれる20万アイテムにmものウェーブ実行をわずか1時間半で処理する。

これまで、処理パワーの限界から、Windows版の導入を見送っていた大規模物流センターも、ハードウェア・コストを低減した、物流システム構築を現実のものとすることができる。

この他、複数データベースのトランザクション処理を可能にし、複数倉庫あるいは荷主別の商品の入出庫を、相互にデータを共有せず、それぞれ単独のデータベース環境において管理することが可能になる。

大規模な物流センターでは、商品の製造ロットや入庫ロットが複数存在することも珍しくなく、先入れ先出し等が徹底できていないケースも多く見受けられる。

新製品に追加されたロットマスター・テーブルにより、倉庫の管理担当者は、商品ごとの属性として様々なロット管理を容易に行うことが可能となり、引当プランの変更や、ロケーション移動なども柔軟に行うことができ、より詳細な物流管理を行えます。これにより、薬品や食品など複雑なロット管理が必要な業界に対しても標準で対応が可能となった。

さらに、すべての作業スタッフの作業のログを記録し、レポートとして出力することができるレイバーマネジメント(LM)機能により、生産性の向上と人件費の削減を図ることが可能にし、荷主へ詳細なアクティビティベースの実働データの提示し、請求を明確かつスムーズに行うこともできる。

なお、新製品の紹介セミナーを6月27日、開催する。

■開催概要
日時:2006年6月27日(火)13:30~16:00 受付開始13時10分
会場:東京都港区虎ノ門4-1-1虎ノ門パストラル新館3階すずらん
参加費:無料

■プログラム
13:30-14:00
物流センター改革がもたらすSCMへのインパクト

14:00-14:50
多業種・複数拠点の荷主管理を実現するWMS事例

14:50-15:00コーヒーブレーク

15:00-16:00
最新WMSデモンストレーション

セミナーの詳細は、下記アドレスを参照。
http://www.manh.co.jp/events/20060627_seminarinfo.pdf

申し込みは、下記アドレスを参照。
http://www.manh.co.jp/0627seminar/registration/

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